テレビモニターのサイズを知る
テレビのサイズ、ちゃんとわかっていますか？
「19インチのテレビ」と言われて、縦横それぞれ何センチなのかわかりますか。
「1インチ」というのは、2.54 cm です。
そしてテレビなどのモニター類のサイズは、その対角線の長さで表されています。
おおよその画面サイズをイメージできるようにしましょう。
一般に、1人暮らしの方であれば32～40インチくらい、家庭用であれば42インチ以上がおすすめと言われます。
これは、＜画面サイズの縦の長さ（短い方）×３＞くらいが画面全体が視界に収まり、一般にちょうど良い距離に感じられるためです。
例えば、
32インチの場合：39.80 cm x 3 = 119.4 cm
40インチの場合：49.80 cm x 3 = 149.4 cm
こんな感じです。
画面サイズ、画面までの距離、なんとなくイメージできますか？
出典：テレビのサイズ早見表 [サイズ.com] https://www.sizekensaku.com/sonota/tv.html
より細かく縦横サイズを知りたければ、こちらをご参照ください↓
「液晶テレビ」か「有機ELテレビ」か
液晶テレビ
現在発売されているテレビの主流は「液晶テレビ」の方です。
専門的な話になりますが、光源にバックライトを搭載し、光で液晶分子をコントロールして映像を映し出します。
比較的リーズナブルな価格で、コンパクトサイズから大型モデルまで、ラインナップが豊富です。
有機ELテレビ
液晶テレビより鮮明で美しい映像を表示することができます。
自然発光する有機EL素子を使用して映像を映し出します。
バックライトがないので、スリムかつ軽量なモデルを製造でき、また消費電力が少ないのも有機ELテレビのメリットです。
液晶テレビより高価な場合が多いのですが、一般に液晶テレビよりも応答速度が早く、黒の表現力に優れています。
画質で選ぶなら有機ELテレビに軍配が上がります。
８つのチェックポイント
１解像度
テレビの画質は「解像度」と呼ばれる映像を表示する素子（ドット）の数で決まります。
フルHD（フルハイビジョン）テレビでは1920 x 1080 (px) 、4Kテレビは3840 x 2160 (px) です。
地上デジタル放送の解像度が1440 x 1080 (px) なので、解像度という点ではフルHDテレビで十分と言えますね。
ただし、大画面になるほど画像の粗さが目立ちますので要注意。
一般に32〜40型（インチ）のテレビの場合はフルHD、43型以上では４Kが推奨されています。
出典：「解像度 名称・縦横サイズ（ｐｘ）一覧表」ペンギン６４ https://pen64.com/document/resolution.html
2 録画機能・チューナー数
HDD（ハードディスク）内蔵モデルや外付けHDD対応モデルであればテレビ番組の録画ができます。
またチューナー数が多いほど、同時に録画できる番組の数が増えます。
4K放送を録画するなら、4Kチューナー内蔵モデルを選びましょう。
3 ハードディスク容量
録画できる時間は、ハードディスク容量と映像の圧縮モードによって異なります。
圧縮するほど録画時間は長くなりますが、画質は低下します。
ハードディスク容量と録画時間の目安は以下の通り。
出典：「ブルーレイレコーダー 選び方のポイント① チューナー数、ハードディスク容量」Panasonic https://panasonic.jp/diga/select/spec.html
高画質で残したい、家族で使いたいなら2TB以上がおすすめです。
4 HDR（ハイダイナミックレンジ）
「ハイダイナミックレンジ」とは、白飛びや黒つぶれを軽減し、鮮明な色表現ができる技術のことです。
従来より豊かな色彩表現ができ、立体感のあるリアルな映像が楽しめます。
5 倍速機能
倍速機能搭載テレビでは、通常のテレビよりも1秒間に表示されるコマ数が多いので、滑らかな映像が表示できます。
スポーツやゲームなど動きの速い映像には「倍速機能」搭載テレビがおすすめです。
6 インターネット通信機能
動画配信サービスを楽しみたい場合は「インターネット通信機能」が搭載されているか確認しましょう。
インターネット通信機能搭載モデルのテレビを選ぶ場合、利用する動画配信サービス（Netfix，Amazon Pirme Videoなど）に対応しているかチェックしておきましょう。
１人暮らし用おすすめ５選（32〜40インチ）
一般に、1人暮らしの方であれば32～40インチくらいがおすすめと言われます。
この範囲のサイズのものでおすすめを紹介します。
1 ソニー 液晶テレビ「BRAVIA」KJ-32W730E（32V型/フルハイビジョン）
ソニー独自の高画質処理（X-Reality PRO）を搭載しており、細かい部分まで鮮やかな映像が楽しめます。
別売の外付けHDDを取り付ければ、予約録画や裏録画をすることができます。
インターネット接続機能に対応しており、YouTubeとNetflixで配信される動画を視聴できます。なお、無線LAN内蔵なので、手軽にインターネットにつなげられます。
2 東芝 液晶テレビ「REGZA」32V34（32型/フルハイビジョン）
高画質処理により、精細感のある映像を楽しめます。
インターネット通信機能を搭載しており、多彩な動画配信サービスに対応しています。
リモコンにネット動画ダイレクトボタンが付いており、利用したいVODサービスや動画配信サービスにすばやくアクセスできます。
地上・BS･110°CSのダブルチューナーを搭載しており、別売の外付けハードディスクへの裏録画も可能。「簡単連ドラ予約」機能もついています。
3 東芝 液晶テレビ「REGZA」32V24（32型/フルハイビジョン）
2020年モデル。
外付けハードディスクで裏録画が可能です。
4 東芝 液晶テレビ「REGZA」40S22（40型/フルハイビジョン）
「レグザエンジンファイン」を搭載し、精細でクリアな映像が楽しめます。
HDMI端子が２つあり、外部機器への接続も可能です。
地上／BS・110度CSデジタル放送用チューナーをそれぞれ2基搭載。
別売りのUSBハードディスクを接続すると、テレビを視聴しながらでも裏番組録画が行えます。
またゲーム操作時に感じる映像の遅れを短縮。
テレビ画面を使ってゲームプレイをする方にもおすすめです。
5 シャープ 液晶テレビ「AQUOS」4TC40BH1（40V型/4K）
2019年モデル。
フルハイビジョンの4倍きめ細かい液晶パネルにより、高精細な映像を楽しめます。
4Kチューナーが2基内蔵されており、4K放送を視聴中に別の4K放送を裏録画できます。
ただし、別売のUSBハードディスクが必要です。
低音域から高音域まで臨場感豊かに再現してくれる「バスレフ型スピーカーボックス」を搭載。
より臨場感のある音を楽しめます。
予算と必要な機能で選ぼう
いかがでしたか。
ご予算と相談して、自分にとって必要な機能を搭載したモデルを見つけてくださいね。
