台風10号が近づいているけど、
防災って具体的に何をすればいいのかしら(汗)?
やることをまとめてみましたよ☆
備える(2-3日前)
ニュースで台風の話題が出ていて、
「どうも今回の台風は危険らしい」
「台風が上陸する可能性がある」
「特別警報の可能性がある」
そんな話題が出ているなら、台風が近づく前から備えましょう。
自分の住んでいる地区は大丈夫?
ハザードマップを確認しよう
自分の住んでいる地区のリスク情報を確認しておきましょう。
国土交通省が運営する「ハザードマップポータルサイト」。
身の回りでどんな災害が起こりうるのか、調べることができます。
すごく見やすいです!
ハザードマップポータルサイト
重ねるハザードマップ
https://disaportal.gsi.go.jp/maps/
「重ねるハザードマップ」は住所を入力して、災害種別を選択すれば、その災害のリスクを地図で見ることができます。
(ハザードマップポータルサイトのトップページから入ることもできます)
災害種別を複数選択して同一マップ上に表示させることができます。
赤い部分はリスクが高い区域です。
あなたの住まいのある区域はどうですか?
お住まいの地方自治体のハザードマップも見ておきましょう。
より詳しい情報やシュミレーションを見ることができます。
わがまちハザードマップ
https://disaportal.gsi.go.jp/hazardmap/index.html
地域を選択して検索すると、その地域に関する災害リスク情報のURLが表示されます。
自治体のホームページは見づらかったりしますので、こちらから調べた方が知りたい情報にピンポイントでアクセスできます。
ハザードマップポータルサイトのトップページから入ることもできます。
避難場所を確認しておく
場合によっては、避難が必要になることもありますね。
避難場所を事前に2・3箇所、心づもりしておくといいかもしれません。
ちなみに、「避難場所」と「避難所」は違います。
避難場所:切迫した災害の危険から逃れるための場所
避難所:避難生活を送るための場所
まず考えないといけないのは、「避難場所(緊急避難する場所)」の方ですね。
咄嗟の場合は、自宅側の頑丈な建物の3階以上にすばやく避難しましょう。
ただ、普通のマンションやビルは外部の人に開放されていないかもしれません。
いざというときに確実に避難できる自治体指定の場所を確認しておきましょう。
大阪市では、市立学校や市営住宅等の公共施設のほか、民間企業等の協力を得て、津波避難ビル・水害時避難ビルを確保しているとのことです。
大阪市にお住まいの方はこちらのリストを確認してみてくださいね。
災害時の避難場所、避難所について
他の自治体にお住まいの方は、当該自治体の指定緊急避難場所のリストを調べてみてくださいね。
万が一の場合のマイ避難場所を心づもりしておきましょう。
自分の家から迷わず行けますか?
経路を確認しておきましょう。
備蓄・防災グッズ・非常持ち出しバッグ
食料と水は最低3日分。
調理のいらない食料を備蓄しておきましょう。
懐中電灯やラジオが使えるかも点検しましょう。電池、切れてませんか?
災害の情報を収集できる各種アプリをダウンロードしておくと便利です。
最低でもYahoo!防災速報とgoo防災アプリを入れておきましょう。
避難の心づもりをしておきましょう。
避難所では限られたコンセントに人が集まり“充電渋滞”ができるケースもあります。
アルカリ電池などを使うタイプのスマホ充電器を用意しておくと安心です。
急遽避難!となったときに充電切れということがないように、スマホを充電しておきましょう。
緊急避難に備えて、非常持ち出しバッグを用意しましょう。
必要最小限、何が必要でしょうか?
入れるものを厳選して、避難となったらすぐに持ち出せるように準備しておきましょう。
飛ばされやすいものを室内に入れる
飛ばされやすいものは室内に入れましょう。
傘や物干し竿など飛ばされやすいものは室内へ。
ふだんであれば大したことのないものでも、強風にあおられると凶器にw
人や家屋に被害を与えたり、停電の原因にもなってしまうそうです。
前日
電車が止まり、雨風が強まって警報や避難情報が発表された、というときです。
最新情報にアンテナを張る
気象庁や自治体が発表する最新の情報に注意しましょう。
「避難勧告」が出たら避難する
自治体から「避難勧告」が出たら、その時が避難のタイミング!
「避難指示」は出ないことがあるそうです。
避難指示が出るのを待って逃げ遅れるということがないように、
ここでタイミングを逃さず避難したいですね!
繰り返しますが、
避難勧告
が避難のタイミング。
ためらわずに行動しましょう☆
避難に時間のかかる人は、避難準備の情報の時点で行動を始めた方がいいとのことです。
できれば、近所に助けの必要な人がいないかどうかも、気を配りたいところです。
2階以上で寝る
2,019年の台風19号では、自宅で水害で死亡した21人のうち12人が、2階建ての1階にいたそうです。(2階以上にいれば助かった可能性がある)
浸水が始まると家具が浮いて、2階以上に移動するのが困難になるそうです。
避難が遅れがちな夜は特に注意したいですね。
最接近
雨、風がヤバイwwww!と感じるほどひどく、周りの道路が冠水している!!!
外は危険! 外に出ない!
2019年の台風19号で犠牲になった92人のうち57人は屋外で被害に遭っているそうです。
雨風が激しくなってからの屋外行動は非常に危険です。
車で移動は危険! 車に乗らない!
屋外で死亡した57人のうち半数近い23人が車で被災しているそうです。
移動中に川に流されたり、道路の陥没に気づかず落下したりして命を落とされているそうです。
無理な出勤・帰宅NG!
雨風が激しくなってからの屋外行動は非常に危険。
2019年の台風19号の際、通勤や帰宅途中などに死亡した人は13人。
これは屋外での死者の4分の1を占めます。
特にマイカーの利用が多い、地方での犠牲者が目立つとのことです。
備えあれば憂いなし
いかがでしょうか。
私思うんですけど、人間ってつい過小評価しがちです。
いやいや大したこと無いって~w
大丈夫やろw
そう思いたいんですよね。
コンフォートゾーンから抜け出すのはめんどくさいことです。
いつもどおり、をキープしようとするんですね。
それに、
非常時って頭が回りません…
シンプルな行動シュミレーション
最低限の備蓄や持ち出しの準備
終わっていますか?
台風がいよいよお住まいの地域に接近する前に、
これらを済ませてしまいましょ☆
気持ちや時間の余裕があるうちに~
参考:
「台風が来るー大切な命を守るために」(NHK WEBNEWS HP)
https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai-info/typh/?utm_int=special_contents_list-items_011
「災害に対するご家庭での備え~これだけは準備しておこう!~」(首相官邸HP)
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/bousai/sonae.html