【2020年】年末調整控除書類の書き方【「年末調整」って?】

ゆうです。

来たよ、令和2年分の年末調整書類。

あれ、3枚?いや、4枚入ってるよ?

そうだっけ? どうだっけ? なんだっけ?

毎年この時期まで忘れてるもんな、このあたりのこと。。

ガサゴソ どれどれ。

ん?

最後の、「~~~」兼「~~~」兼「~~~」、ってタイトルめっちゃ長い!

ナニコレ…

もうすでにイヤ…

でもイヤとか言ってられないw

よーするに、わからんからイヤになるんよね!

ということで、ちょっとこの年末調整の書類のこと、調べてみました☆

・・・

調べたけど、1記事に収まらない。。

なんで、今回は「年末調整って何?」だけにしますw

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年末調整とは

そもそも年末調整って何やねん?から始めます。

年末調整とは、
「給料から天引きされすぎていた源泉所得税を取り戻す制度」です。
「確定申告の代わりに会社が納税計算をしてくれる制度」と言い換えてもいいでしょう。

納税義務のある国民は、所得があれば、所得税を払わなければなりません。

所得税の納付方法は2つあります。

もうひとつは「直接納付」です。
これは文字通り、自分で所得税を税務署に納付するというものです。

ひとつは「源泉徴収」です。
これは会社が事前にひいてくれているもので、会社員など給与所得者のほとんどこっちですね。

会社は雇用者にお給料を払いますが、そのとき、何%かを源泉徴収しています。
税金分をひいているのです。
会社はそれを翌月10日までに税務署に納めています。

会社は税務署に実際の納税額より大目に払っています。
(というか、国が大目にひいているというかw)

大目に払っているので、差額分を戻す手続きをします。

戻す手続きは2種類あって、「年末調整」「確定申告」です。

「年末調整」会社が行うものです。

会社は税務署に雇用者の源泉徴収分を納めていますが、年末にあらためて納税計算をして、12月分のお給料(もしくは翌年1月分の給料)で多く払った分を雇用者に戻します。

年末にそうした調整が行われるので「年末調整」といいます。

会社が納税者本人に代わって行うので、逆に本人はそのための書類を記入し、さらに資料を添付し、会社に提出しなければなりません。

「確定申告」納税者本人が行うものです。

こちらは、会社じゃなくて本人が確定申告の書類に必要事項を記入し、資料を添付して税務署に提出します。

こちらは年明けてから2月半ばから3月半ばにかけてが確定申告の時期ですね。

「直接納税」であれば、算出された納税額に従って期日までに納税します。

「源泉徴収」されていれば、差額分を取り戻すことができます。

実際は、こんなに単純ではありませんが、そもそもはそういうこと。

「確定申告」の方が納税方法として基本、と言えます。

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なんで会社が本人に代わってやるの?

これ、いきさつがあります。

戦時中にさかのぼります。

国は軍費を稼ぐために源泉徴収をはじめました。

しかし、税務職員の不足で業務はパンク!

それゆえ、会社が有償で確定申告を代行するようになりました。

ところが戦後のドタバタで、会社による確定申告の代行、無償・義務化が定着w

いつの間に無償?

義務なん??

そして、なし崩しに、年末に調整する「年末調整」という制度となった、という次第です。

会社にとってはなりゆきであり、個人に代わって税金手続きをするわけですから、正直負担でしかないものなのです。

逆に言うと、1つの会社から収入を得て、会社の保険のみ、ということでしたら、年末調整だけで済むので、社員はなーんにもしなくていい、ということになります。

これもそんなに単純ではありませんが、それだけ聴くと、

「会社員、楽やなw」という感じですよね。

ま、その枠内にすべて収まれば、ですが。

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まだ続くよ

ちょっと今回は話をかなーり単純化しております。

突っ込みだしたらいくらでも複雑になるんだもん。

ということで、次回☆