こんにちは、ゆうです。
いやー、毎日家にいるもんだから、自炊三昧。
台所を使う回数が増えています。
朝昼晩と台所をひんぱんに使っていたら、
ある日、
あれ?!水が流れない!
洗い物の汚水がぜんぜん流れていかず、気づけばシンクが満タンに…
わーーー!(汗)
ちょうどSTAY@HOME中。
賃貸ですから、自分であれこれ勝手にいじって、問題起こしたらかえって面倒。
かと言って、管理会社もお休み期間中。。
(せっかく人に会わないようにしているのに、家に人を入れたくないという気持ちも…)
今回は、だましだまし「流れてくれー」と願い、一晩放置したら、なんとか流れてくれまして、ホッ。
流れた後のシンクの壁はギトギト脂分満載。
うわーー。。
パイプの中はきっとこれよりひどいんだよね。。
本格的に流れなくなっちゃう前に、日頃からのメンテナンスですね。。
反省兼ねまして、自力で台所の水つまりを解消する方法とメンテナンスについてまとめました。
台所のパイプつまりの原因
まずは原因。
「なんでつまったのか」
です。
ご自身の生活スタイルからある程度検討がつきますか?
よくあるキッチン・台所つまりの原因をご紹介しますね。
植物油脂や動物油脂のかたまり
つまりの原因で多いのが、植物油脂や動物油脂のかたまり。
調理で使用した植物油や、肉を焼いたときに出る動物油脂が固まってつまりの原因になることがあります。
洗剤やせっけんカスのかたまり
食器用洗剤や手洗い用のせっけんカスも、つまりの原因になります。
水に溶け切らなかった洗剤や石鹸が、排水管に徐々にこびりついてしまうのです。
食材カスやヌメリ
野菜の細かい切りくずが油などと一緒に排水口や排水管にこびりついてつまりを引き起こします。
また、ヌメリと一緒に腐食し、悪臭を放ちます。
台所つまりが起こる箇所
台所のつまり、どこでつまりが起こっているんでしょうか。
つまりが起こっている箇所によって対処法も違ってきますね。
つまりが起こりやすい箇所を紹介します。
ゴミ受けかご
油・食材カスやヌメリでつまりが起こりやすい場所です。
まず、排水溝の一番入り口の部分に設置される「ゴミ受けかご」。
ここは汚れてくるとすぐに気が付きますし、汚れているのに気づけば、誰しもすぐに掃除をするのではないでしょうか。
ですから、ここが原因で「水が流れない!」といっている人はほとんどいないでしょう。
排水トラップ
つぎに「排水トラップ」です。
ゴミ受けかごをとりのぞくと、お椀のようなフタが見えると思います。
ベルトラップ(ないし椀トラップ)と呼ばれるタイプの排水トラップです。
今の台所の多くはこのタイプです。
左回しで取り外せます。
フタ部分もトラップ構造の一部です。
そもそも排水トラップって何?
Wikipediaから引用しますね。
排水トラップ(はいすいトラップ)は、排水設備の配管の途中に設けられ下水道の悪臭や硫化水素などのガスを遮断し、屋内へ侵入するのを防ぐ器具や装置、または構造。衛生害虫やネズミなどを屋内に進入させない字義通りのトラップの働きもする。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8E%92%E6%B0%B4%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%97
排水管にはほぼ必須のものではあるが、反面ゴミが溜まりやすくパイプ詰まりの原因になりやすい。そのため清掃のために開けられる構造になっていることが多い。
排水トラップは、排水経路を水で遮断しておく構造を持っています。
封水(ふうすい)または水封(すいふう)と呼ばれたりします。
トラップは取り外せます!
こちらでトラップの構造を確認してみてください。
排水パイプ内
シンク下にあるパイプが「排水パイプ」です。
ここも、台所・キッチンのつまりがよく起こる場所です。
しかし、このあたりになると、自力で解消するのは難しくなってきます。
賃貸であれば、知識や経験なしにパイプを分解して掃除というのはやめておいたほうがいいでしょう。
排水管や排水枡
排水パイプの奥、キッチン・台所の床下にある排水管内やその排水管が行き着く「排水枡」でつまりが起こることもあります。
上の「疑わしい場所」で解決しなければ、疑わなければなりません。
もうこの段階では業者に任せましょう。
賃貸物件の場合、基本的には管理会社や大家さんに連絡しましょう。
しかし、トラブル発生は休日や夜間の場合もありますね。待てない場合もあります。
↓↓とりあえず24時間電話対応、相談0円は安心です。
軽度であれば自分で直そう
ここではあまり設備をいじくり回さない方法のみを紹介します。
水回りのことなので、万が一破損させた場合など面倒ですから。
ここで私が言っている軽度っていうのは、時間はかかるけど、一応流れてくれる、つまり完全につまってしまっていないと思われる程度のことです。
お椀トラップのお椀部分を取り外して掃除
取り外したことのない人は「え、できるの?」って思うかもしれませんが、左回しで(ちょっと右に戻す)外れます。
内側にいろんなつまりの原因、こびりついていませんか?
わー、あるあるあるよーー、、、じゃないですか?
水封のためにこの部分の構造は複雑になっており、狭いスペースにゴミがたまります。
この機会に、ゴミやヌメリ、徹底的に取り除きましょう!
お湯を使う
排水トラップより先の排水パイプのつまりは、分解しなければ見ることが出来ませんが、まずは分解せずに(賃貸だったらやめときましょ)やってみましょう。
専用の道具無しでできる、お湯を使う方法をご紹介します。
排水トラップを外す
↓
排水溝にフェイスタオルなどで栓をして、シンクに60℃くらいのお湯をためる
↓
お湯がたまったらタオルを一気に引き抜く
どうでしたか。
ラバーカップを使う
通称すっぽん。
圧力で押し流す方法ですね。
でも、どこの家にもあるものではありません。
ペットボトルを排水溝に差し込み、ペコペコと押しつぶす動作で直る場合もあるようです。
こちらも圧力を利用する方法ですね。
台所つまりの予防方法
予防方法は軽度のつまりを直る方法ともかぶります。
普段から少しずつ手入れしていれば、アクシデントに発展せずに済みますね。
お湯を流す
台所シンクを片付けた後、最後にお湯を流しておきます。
熱すぎると排水パイプを痛め、破損につながったりしますから、60℃くらいまでにして。
これだけでも油分の付着を防げます。
もちろん完全にではありませんが、すぐに実践できる方法ですね。
重曹とクエン酸(酢)
エコであり、かつ効果も確かです。
排水かごや排水トラップのヌメリがすっきりします。
ゴミ受けを取って排水トラップの上に重曹をかける
↓
クエン酸もしくはお酢を重曹の上にかけて1時間放置
↓
お湯で洗い流す
コレ、太っ腹なセットですね~。。。
液体パイプクリーナー
排水パイプ内のつまり予防をしたい場合は、「液体パイプクリーナー」を使うのが一番楽で効果的。
スーパーやドラッグストアで誰でも購入できます。
使い方も簡単で、排水トラップを外して排水パイプ内に直接液体パイプクリーナーを流しいれるだけです。
もちろん化学薬品ですから、使い方には注意して。
原因を作らない(ゴミや油分を流さない)
そもそものつまりの原因を作らないように気をつけたいものです。
ちょっと気をつければ、排水溝に流す油分も減らせますね。
ある程度食器や調理器具の油分を拭き取ってしまうとか。
食材カスが排水溝に流れないように気をつけたり、ね。
引き続き在宅時間の長い(というかほとんど外に出ない)生活ですから、快適に自炊生活ができるように、台所の排水溝の水つまりには気を付けたいと思います(反省)。。
水道のトラブルなら【水道修理屋】参考:
https://iekoma.com/part/cy-11053/
https://sq.jbr.co.jp/library/389